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そんなことはないんです!
海外にだって、ちゃんと“お花見の名所”があるんです!!
ということで、“海外の”桜の名所をいくつか紹介しよう。
海外の桜の名所といって、多くの人がまず思い浮かべるのが“アメリカ・ワシントンD.C.のポトマック河畔”ではないだろうか。
このポトマック河畔の桜にまつわるエピソードは、あまりにも有名だが、なかには知らない人もいるかもしれないので、ここで簡単にお話ししておきたい。
ポトマック河畔の桜は、もとは明治時代に日本から贈られたものである。
そのキッカケを作ったのが、記者で作家のアメリカ人女性、エリザ・R・シドモアだ。日本で桜の美しさに魅せられたエリザは「アメリカの人々にも桜の美しさを伝えたい」と思いたち、友人だった当時の大統領夫人ヘレン・タフトに、日本の桜をポトマック河畔へ植樹するよう話しを持ちかけた。
それを知った東京市長は、日米友好の願いを込めて、1909年(明治42年)に桜の苗木3,000本をワシントンD.C.に寄贈。しかし残念ながらその苗木に害虫が見つかり、すべて消却処分となってしまった。
それでもなんとかして苗木を贈りたいと思った日本側は、害虫が寄生する心配の少ない苗木を育てるためのプロジェクトチームを発足。そうして約3年後の1912年(明治45年)、日本の桜の苗木は無事に海を越え、ワシントンD.C.へと届けられたのだ。
こうして桜の名所となったポトマック河畔には、現在も
約3,000本*の桜の木があり、春には多くの人で賑わいをみせている。
ちなみに、ワシントンD.C.では、毎年『National
Cherry Blossom Festival(さくらまつり)』(2005年は3月26日〜4月10日に開催予定)が行われ、70万人以上の観光客が訪れている。
*注1:約3,000本の桜の木
1912年に贈られた桜のうち、現在も残っているのは約120本。老木となり枯れた桜は、そのたびに新しいものへと植え替えられている。 |
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夕暮れ時、春風にゆれる日本のサクラ。
使用カメラ:FinePix F700 撮影条件:AUTO ISO200 F8.9 1/5秒 ストロボ強制ON スローシンクロ 撮影地:東京都世田谷区・砧公園(2004年4月) |
ポトマック河畔以外の桜の名所を、ピックアップしてみた。
ただし、そのほとんどが日本とは異なり“公共の場での飲酒”や“桜の下での飲食”を《禁止》しているので、ご注意を。 |
■カナダ(バンクーバー市)
“桜の街”と呼ばれているバンクーバー。春には市内のあちこちで桜が咲き誇り、市全体がキレイに彩られる。とくにクイーン・エリザベス公園が桜の名所として有名。
■スイス(ベルン・バラ公園/トゥーン湖)
公園が多いベルンのなかでも人気のバラ公園。その名の通りバラ(薔薇)が自慢の公園なのだが、なんとそこに奈良県から贈られたという100本の桜があるのだ。そのほか、美しい山と緑に囲まれたトゥーン湖畔の桜も有名。
■台湾(台北・陽明山)
陽明山国家公園は、桜とツツジで有名な花見の名所。2月中旬〜3月の花見のシーズンには、多くの観光客が訪れる。
■韓国(汝矣島(ヨイド)/鎮海市(チネシ)/済州島(チェジュ)
韓国には桜の名所がたくさんあるが、なかでも有名なものが汝矣島、鎮海市、済州島。桜のシーズンには桜祭りなども開催され、何万人もの人が訪れるという。もしかしたら、ヨン様に会えるかも!? |
このほか、ベルギーのブリュッセルや、ドイツのフランクフルト、デュッセルドルフなどでもキレイな桜を楽しむことができる。 |
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