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中学生の時以来、私はベーシストをしている。
二十年以上という事になるか。飽きっぽい私がよく長続きしてるなぁと自分でも驚く。
今は、大学の軽音楽部OBで結成したビッグバンドのライヴが年に数回あるくらいだけれど。
色々なベースを弾いてきて、そろそろ自分の好みの究極ベースが欲しくなり、ボディ・デザインからネックの形状、サーキットまで全てカスタムで指定してオーダーメイドのベースを作った。注文してから納品まで半年もかかったし、それなりの値段にもなった。
完成までの間に、ふらっと入った楽器店のショップ・ブランドのベースが目に留まった。6弦なのに7万もしない。外国で安く作らせたものだった。なんとなく買って弾いている内に、異様に広いネックも気にならなくなったばかりか、音まで気に入ってしまった。6弦だと弦と弦の間が狭いので、ブリッジとナットを交換して5弦仕様に改造すると、ますます弾きやすくなり愛着が増した。
やがて注文していたカスタム・ベースが完成したのだけれど、あんなにこだわって作ったにも関わらず、どうもしっくりこない。7万円の安物ベースの方がずっと音もよく聞こえてしまう。
結局、今だに私のMain
Instrumentはこの5弦ベースなのだ。
ベースというポジションは、映像作品におけるシナリオ・ライターのそれに似ている、という話をしようと思ったのだけど、誌面が尽きた。
<--Back ... To be
continued.
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